そのため、産後3ヶ月くらいから1年くらいまでは抜け毛が多くなってしまいます。
妊娠中はお腹が大きくてなかなか美容室にも行けないですし、出産後は育児で慌しく美容室どころではないという場合がほとんどだと思います。
そして、やっと育児に慣れてくる産後3ヶ月辺りから、ヘアケアなどの余裕が出て来て美容室に行く余裕もできてくる頃です。
しかし、この頃から産後の抜け毛が始まり、髪型を変えるなら注意しておきたいことが幾つかあります。
抜け毛が増えてきてしまうと髪がどうしても薄毛になりボリューム不足になって、スタイリングが決まらないことが増えてきます。
パーマをかけてボリュームアップして素敵な髪型にしたいところですが、出産後の頭皮の状態はとても敏感になっています。
特にパーマの薬剤は頭皮に大きな負担をかけてしまうので、通常だと何の影響も出なくても出産後だと頭皮がかぶれたりフケが増えてしまったりなどの頭皮トラブルが出る危険性があります。
また、出産後は授乳のために頭皮も栄養不足になっているので、頭皮状態が悪化していて髪もダメージを受けていてパーマがかかりにくい場合もあります。
抜け毛をこれ以上増やさないためにも、パーマをかけるなら頭皮の状態が良い時にかけるというのが重要です。
頭皮が赤みを帯びていてかゆみやフケが多い時期はなるべくパーマを避けて、頭皮が安定している時期を狙いましょう。
また、美容室に行った時には必ず出産後であること、産後の抜け毛が多いことを美容師さんに伝えましょう。
思わぬ頭皮や髪のトラブルを避けることができて、その人の状態を見ながら美容師さんが最適な髪型を提案してくれます。
そして、普段どんな頭皮や髪の悩みを抱えているかをしっかりと美容師さんに伝えることで、頭皮や髪に負担の少ない方法でパーマをかけてもらうことができます。
美容師さんは髪の専門家であらゆる状態の女性の頭皮や髪を扱っていますから、臨機応変にその人の希望を叶えようと努力してくれます。
パーマ液が頭皮に付かないように工夫してくれたり、頭皮に負担の少ないパーマをかけてくれたり、頭皮を保護するクリームを使ってくれたりなど、様々な方法で対処してくれます。
産後の抜け毛の間でもパーマは可能ですから、正確に今の自分の髪と頭皮の状態を美容師さんに伝えること、自分の体調と頭皮状態が良い時にパーマをかけるというのが重要です。
そして、美容師さんと色々と相談してみて、髪型やケアの方法などをアドバイスしてもらうのが良いでしょう。