産後の抜け毛は出産経験のある女性ならたいていの人が経験するもので、約8割の方が抜け毛に悩まされるものです。
ただ、ずっと抜け毛が続くわけではなく、出産後3ヶ月くらいから始まって1年後には収まるものですから、それほど心配する必要はありません。
しかし、赤ちゃんのためにもきれいなママでいたいですし、髪の毛は女性の美容にとっても重要ですから、髪型で工夫して産後の抜け毛時期を乗り切っていきましょう。
髪型はその人によって似合う似合わないがありますが、一般的にはお手入れが楽で抜け毛や薄毛が目立たないショートカットがおすすめです。
ショートならレイヤーなどを入れてボリュームアップすることもできますし、スタイリングで毛先を遊ばせてみたりふんわりさせることもできます。
何より、同じ抜け毛の本数でも髪が短いとそれだけ量も少なくてすみますから、掃除が楽だというメリットもあります。
前髪や生え際の抜け毛が気になるなら、前髪を厚めにして頭頂部の髪を持ってくると良いでしょう。
分け目をはっきり付けずにぼかして、根元を立たせるような感じでスタイリングするとボリュームアップして抜け毛も目立たなくすることができます。
美容師さんと相談してみて、スタイリングがしやすくて抜け毛が目立たない髪形にカットしてもらうと良いでしょう。
ロングだと髪の毛のお手入れには時間がかかってしまいますが、ヘアアレンジの幅が広いので抜け毛が目立たないと言うメリットがあります。
結んでしまうだけでフェイスライン周りはすっきりとできますし、赤ちゃんの世話をする時にも便利です。
あまりぴっちり結んでしまうと抜け毛で薄くなっている部分が目立ってしまいますから、ふんわりと頭頂部やサイドにボリュームをだしたり、髪をねじって結ぶと抜け毛をカバーすることができます。
シュシュやターバンなどヘアアクセサリーを思う存分活用して、視線をそちらに向けさせるという方法も使えます。
また、ショート同様に前髪部分の抜け毛が目立つようなら、前髪を厚めにしてボリュームをもたせるとカバーしやすくなります。
抜け毛が終わった頃に新しい髪が生えてきてピンピンと短い髪が立ってしまうなら、ワックスなどのスタイリング剤を使用して、短い髪を寝かせるようにスタイリングしましょう。
産後の抜け毛は一時的なものです。
美容師さんと相談してみて、自分に似合っていてお手入れが楽で、育児にも効果的で実用的な髪型を見つけてみましょう。
どうしても髪型が決まらない時には帽子を活用したり部分ウィッグという方法もありますから、あまり悩みすぎないとうのが一番大切です。