女性の方でも薄毛に悩んでいるという方は多く、老齢になればほとんどの方に薄毛の悩みが出てくると言われています。
最近では若い女性の間でも薄毛に悩む方も増えていますし、産後の脱毛症によって薄毛になる方もいます。
さて、これらの女性の薄毛に対して、どのような治療方法が有効なのでしょうか。
まず、勘違いしがちなのですが、男性の薄毛と女性の薄毛、実はこれらは原因が違いますので対策も違うということを頭に入れておきましょう。
女性の場合、男性のような男性ホルモンが作用して薄毛になるということは珍しく、多くの場合はホルモンバランスの乱れからくる「びまん性脱毛症」というものが起こります。
これは、男性のように前髪から1本残らず抜けていくというタイプではなく、頭頂部あたりからまばらになっていく、髪の密度が低下していくといった症状です。
女性は閉経後どんどんと女性ホルモンの分泌が少なくなっていきます。
これが必要量に足らなくなってくると、薄毛になってしまうのです。
出産直後の女性というのも女性ホルモンの分泌が低下しています。
この場合は一時的なものですので対処をしなくてもホルモン分泌が正常化することもありますし、若い女性というのも仕事のストレスなどでホルモン分泌に異常が発生するということが薄毛の原因です。
治療に必要なのは「ホルモンバランスの正常化」「頭皮ケア」「食や日常生活の改善」といったことがメインになりますが、一番大きいのは「ホルモンバランスの正常化」ではないでしょうか。
これは生活習慣の改善や食事などの他、日頃の行動でも分泌に差が出ると言われています。
例えば、様々なことに興味を持つとか良い香りを嗅ぐとか映画やドラマを観て感動するとか、「脳に刺激を与える」ことが重要なのです。
脳の働きが活性化してくれば、当然ホルモンの分泌も活性化されます。
一番効果があるというのが「誰かを好きになる」ということです。
旦那さんの魅力を再認識するとか、テレビの俳優やタレントの方に入れ込むのでもかまいません。
実はこの「好意」というのは人間の脳に与える影響は非常に大きく、女性ホルモンの分泌は他の何よりも活発化されると言います。
これは年齢に関係なく発生する現象で、常に脳に刺激を受け続けている人というのは見た目も若いことも多いので、信憑性は高いと言えるでしょう。
女性ホルモンをしっかり分泌させることが、女性の薄毛に対して最大の治療と言えます。
毎日しっかりと脳を動かし、たっぷりの女性ホルモンで薄毛を治療していきましょう。