髪の薄い悩みは男性だけのものでなく、最近は薄毛に悩む女性も増えてきているようです。
私も20代の頃から髪のてっぺんを中心に薄い髪の毛に、ずっと悩んでいます。
若い頃は特に人から見られるのが嫌でたまらなく、外出時には帽子を被って髪のてっぺんの寂しさをごまかしていました。
それでも仕事の時などは帽子を被るわけにもいかず、人が後ろを通るだけで緊張してしまったものです。
シャンプーの時はごっそり抜ける髪の毛に、ため息ばかりでどんどんストレスが溜まっていました。
今ではインターネットで情報を探すのですが、当時は家にインターネットがなかったので、テレビの情報を頼りに色々な対策を試みました。
育毛剤、育毛シャンプーなどの商品も試しましたが、男性用の商品を使ったからかあまり効果はありませんでした。
今では女性の薄毛の原因にしっかり向き合った商品が多数出ているので、便利な世の中になりました。
当時私が試した薄毛対策で印象に残っているのは、大豆製品と唐辛子を毎日摂取するというものです。
大豆に含まれるイソフラボンの効能は、イソフラボンの形が女性ホルモンのエストロゲンに似ていることから女性ホルモンの代わりをするというものです。
ホルモンバランスの乱れによって薄毛が引き起こされる可能性も高く、有効な手段といえます。
そして唐辛子のカプサイシンが血行を良くし、ダブルで発毛を促進するといった内容でした。
なかなか信頼できる情報だと思い、唐辛子の辛さに耐えながら頑張ったのですが、あまり効果は得られませんでした。
後で調べた情報をもとに分析してみると、刺激物の摂りすぎは薄毛の原因になるようです。
かえって薄毛を促進していたかと思うとショックでした。
ただ、大豆イソフラボンは女性の薄毛にとっては特に効果があるものなので、現在でも積極的に摂るようにしています。
また、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの乱れが薄毛の原因ということは確実なので、栄養、睡眠をしっかりとることを心がけたいものです。
血行を促進するためには適度な頭皮マッサージが有効なので、刺激物に頼らずに発毛を促進できたら、と思います。
それから、頭のてっぺんが薄い場合に最初に簡単にできる対策は、髪の分け目を変えることです。
頭のてっぺんも目立たなくなり、同じ分け目ばかりでの頭皮への負担も解消されるので、ぜひ試していただきたいです。