私は生まれつき毛髪が柔らかい方で、トップにもあまりボリュームがありません。
両親も同じ毛質なので、遺伝の可能性が大きいと思っています。
学生の頃から、多感な時期というのもありますが、薄毛であることにとてもコンプレックスを抱いていました。
例えば、運動する時などにポニーテールにすると頭皮が透けて見えてしまうのが嫌で、学生の時はいつも髪をおろしていました。
また、朝の髪のセットには時間がかかり、ドライヤーで頭頂部をふんわりさせようと必死でした。
それでも、鏡で確認できない後ろの生え際、つむじのあたりがどうなっているのか、毎日気になって仕方がなくなりました。
友達の悪気のないイジリにも深く落ち込んでしまうこともありました。
一番困ったことは、プールの授業です。
濡れた髪はますます薄毛が目立ってしまうので、人一倍、プールの授業に対して嫌悪感を持っていました。
それだけではありません。
女性の薄毛というのは男性の薄毛よりも珍しいので、コンプレックスになりやすいという要素です。
これまでシャンプーを変えたり、ヘアケアや頭皮マッサージをしたりと様々な方法を試してきましたが、どれも確実に髪が増えるということはありませんでした。
これから妊娠出産をしてホルモンのバランスが崩れたり、老化によって今よりますます薄毛や抜け毛に悩むことになると思うとても心配です。
また、もし自分の子供が同じ悩みを持ってしまったら…とも考え、日々心配は尽きません。
将来、画期的な増毛方法が見つかることを切に願っています。