30半ばを過ぎてから急に抜け毛が増え始めました。
一番目立ったのがシャンプー時です。
シャンプーを洗い流すのに指で髪をすいていると、ごっそりと指の間に大量の毛の束がからまります。
時期的に抜ける毛が増えることもあるのでしばらく放っておいたのですが、そのうちに見た目にも髪のボリュームが激減したので、これはただごとではないと対策を始めました。
女性の薄毛の場合、女性ホルモンであるエストロゲンが深く関係しているようです。
エストロゲンは女性の髪を豊かにするホルモンなのですが、30歳を境にどんどん減っていきます。
また、不健康な生活をしていると自立神経が乱れ、それと同時にホルモンバランスの異常をきたすといいます。
当時の私は仕事が忙しく、寝る時間、起きる時間がめちゃくちゃでした。
休みの日はお昼過ぎまで眠り、ときには夕方まで眠ってしまうこともあり、時間の感覚は完全に狂っていた感じです。
また女性ホルモンを整えるためには当然食生活も関わってきますが、やはり食事もスーパーへ行って新鮮な食材を買う余裕もなく、コンニや店屋物ばかりでした。
改めて考えてみると自分がとてもひどい生活をしていることに気づかされ、このままだと抜け毛どころか病気になってしまうだろうと思い、私は生活を正すことから始めました。
まずは、できるかぎり就寝時間と起床時間は一定にすることを心がけました。
そして食事も、休みの日にスーパーで大量の野菜や肉を買い込み、まとめてつくったものを冷凍保存して、それらを食べるようにしました。
そんなことをしているうちに半年もすると抜け毛が減り始め、髪のボリュームも戻ってきました。
髪が元通りになったと同時に体のだるさもなくなったので、やはり正しい生活習慣というのは大切だなと思いました。