女性も抜け毛や薄毛に悩む方が増えてきていて、20代くらいの若い人でも育毛剤を使っているという人もいるそうです。
ドラッグストアに行くと女性用育毛剤がずらりと並んでいて、いったいどれを選んだら良いの?と迷ってしまいます。
男性と女性とでは抜け毛の原因が違っていますし頭皮の状態にも違いがありますから、男女兼用タイプではなく女性専用タイプを選ぶようにしましょう。
また、育毛剤には医薬品、医薬部外品、化粧品の三種類があります。
医薬品とは即効性がありしっかりと効果が出やすい反面、副作用もありますからきちんと専門家に相談してから選ぶのが大切です。
化粧品とは普段私達がスキンケアをしたりメイクをしたりしているものと同様のタイプで、頭皮や髪に潤いを与えたり頭皮と髪を美しく健やかに保つことが目的とされています。
頭皮の状態を良くする作用は持っていますが、抜け毛を改善できるような効果の高い成分は含まれていないので、スカルプケアには有効でも抜け毛改善としては力不足です。
そして、医薬品と化粧品のちょうど中間に位置しているのが医薬部外品です。
厚生労働省にしっかりと効果効能があると認められた成分が配合されていますから、高い育毛効果を期待することができます。
また、医薬品のような副作用も出にくいですから長期間安心して使用することができて、抜け毛予防や改善には大きく役立ちます。
育毛剤は医薬部外品がおすすめです。
抜け毛と一言で言っても、様々なタイプがあります。
産後の抜け毛はホルモンバランスが大きく乱れることによって起こりますから、ホルモンバランスを整える作用がある育毛剤を選びましょう。
また、育児で赤ちゃんに触れる機会も多くなりますから、赤ちゃんに影響が出ないように無添加タイプを選ぶのがおすすめです。
加齢によって全体的に抜け毛が増えているなら、頭皮の細胞を活性化させるようなタイプの育毛剤を選びましょう。
育毛成分がしっかりと含まれていて栄養をたっぷりと与えることができ、血行を促進して衰えてしまった頭皮の活動をサポートできるタイプがおすすめです。
また、フケやかゆみなどの頭皮トラブルを抱えているなら、頭皮が炎症を起こしています。
抗炎や殺菌作用のある成分が含まれていて、皮脂の分泌を正常化してくれるような成分が配合されているタイプがおすすめです。
このように抜け毛の原因によっても育毛剤を選ぶポイントが違っていて、間違ったタイプのものを選んでしまうと十分な効果が得られませんから、自分の抜け毛のタイプを見極めてそれに応じた育毛剤を選ぶようにしましょう。