私は昔からくせ毛で、ここ10年間くらいずっと縮毛矯正をかけ続けていました。
ある時、いつもと違う美容室に行って縮毛矯正をかけてもらったところ、仕上がりが気に入らずに短期間に二度かけてしまったことがありました。
すると数ヶ月経ってから、自分でもあれ?
と気付くほどに髪が細くなり、抜け毛が増え、たちまちに髪のボリューム感がなくなってしまいました。
両親からも心配されてしまい、慌ててネットで調べてみると、原因はどうやら縮毛矯正のかけすぎでした。
こうして、その日から私の育毛生活は始まりました。
育毛剤も色々と調べましたが、この手の医薬品・医薬部外品は副作用が気になるのと、自分にアレルギーがあることから購入するのを躊躇していました。
なので、育毛剤は最終手段にとっておき、生活改善から心がけていきました。
まずは食生活面なのですが、髪の素となるたんぱく質を多く含む大豆、卵を意識して食事に取り入れるようにしました。
特に大豆はたんぱく質に加えてイソフラボンを多く含み、このイソフラボンは薄毛の原因となる男性ホルモンを抑えてくれる役割があります。
さらにナッツ類や唐辛子は頭皮の血行促進にいいと言われています。
以上の食べ物を普段より多めに取り入れながら、肉と野菜のバランスも考えた食事を続けました。
次に、頭皮の血行促進改善に取り組みました。
ただでさえ薄毛で悩んでいるというのに、職場では日中髪を束ねなければならないので、頭皮はガッチガチ。
時間があるときは夜しっかり湯船につかって、頭皮をマッサージしました。
ここでポイントなのが、首元から頭頂部に向かって指の腹を使い優しくマッサージすることです。
このマッサージを行うと血行が促進し、早くて一週間くらいで頭皮が柔くなった実感がありました。
あとはトリートメントをしっかり行う、ストレスを溜めない、そして薄毛を気にしすぎないことを意識して生活していました。
そうして三ヶ月が経った今、やっと髪が少しだけ元気になってきました。
若気の至りでカラーやパーマによって髪は痛ませるのは簡単ですが、もとの健康な状態に戻すのは一苦労です。
身に染みて実感しました。